戦後、孤児だった無口な少女はそのこぼれ落ちそうな瞳に潜む、
選ばれし審判を下す者の眼差しを買われ、名門「裏・ジークンドー」に引き取られる。
その笑顔、美貌、身体能力、そして一点の曇りもなく戦闘を欲し続ける闘争本能
どこから来た遺伝子がそうさせるのか... どこの誰がこの世に生み落とした天使なのか...
彼女自身、そんなことにはまったく興味はない。
ただ、毎日戦えればいい...
壊せればいい...
殺せればいい...
他人の気持ち、生い立ち、人生なんてどうでもいい。
向かって来ようが、怯えて逃げようが相手を殺せればそれでいいのだから...
心美ちゃんは今日も元気に人を殺してます。