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非正規雇用だね!心美ちゃんΩ

Category: 虐殺少女・心美ちゃん  
煙突がずらりと立ち並らぶインダストリアルシティ
無機質な機会音に混ざり男たちの悲鳴にも似た気味悪い雄叫びが聞こえてくる
そんな製鉄所の路地裏では
体の不自由な小汚い男がひょこひょこと虫のように同じ道を行ったり来たり

そこに制服を着たスクール帰りの女子が
乾いたヒールの音を響かせながら現れる。

どもり口調の浮浪者のような風貌の男 『売人のルンペリア』
小柄ながら見れば見るほど非の打ち所のないセーラー服の美少女 『心美ちゃん』
人気のない裏道で二人は『殺しのアルバイト』について話をしているようだ

非正規雇用だね!心美ちゃんΩ


心美「チンコ?」

ルンペリア「ひひひ…なんでもこの奥にある炭鉱の入口を巨人の聖器らしきものが塞いでいるようです。
それを駆除しないと例の物の生産が追いつかないと裏政府から依頼がありましてな…」

心美「それって一匹だけ?」

ルンペリア「ひひ…数匹はいるようですが何と言っても人外ですので
心美様が十分満足いく殺戮が行えるかと」


心美「へぇ」

ルンペリア「ひゃひひ…人外と言っても言葉も通じますし、知性が少し人間より劣る程度。
仲間意識や家族愛、恐怖心も持っております。
元々、人が生み出した行き場のない哀れな科学生物だと考えれば
連中が洞窟を一つ占拠したくらいでわざわざ事を荒立てる必要はないのでしょう。
しかし、その一縷の望みすら叶わず裏政府から送り込まれた若きセーラー美少女により
アルバイト感覚で惨殺され種ごと根絶やしにされるという…この…」


心美はサイドに結った髪をいじりながら不機嫌そうな顔で足元の虫を踏み潰す。
その太腿まで覆う革のブーツには故に人と思わしきものの肉片や血痕がこびり付いていた。
おそらくここに来るまでに心美のズバ抜けた容姿に
惹かれ寄って来た男たちを何人か殺めてきたのだろう。

売人ルンペリアは殺気立つ心美の足元が気になりすぎて
自分で何を話しているのかどんどんわからなくなってくる

ルンペリア「そ…それであるからして
ブーツを履いた反社会性人格障害を患った美少女戦士は…ぶつぶつ…」


心美「ねぇねぇ、ひょっとしたらおまえも心美に殺されたいんじゃない?」

ルンペリア「ひッ…!?」

心美「なんか心美の脚ばっか見てるし、言ってること全然わかんないんだけど」

ルンペリア「あひ…し…失敬…け…けして心美様のことでは!」

心美「心美さぁ、今日女の子の日なんだよね…わかる?
いくら殺す価値もないゴミみたいなヤツでも
つまんないこと言ってたらどうなるかくらいわかるよね?売人さん」


セーラー服にブーツを履いた現役女子中"学生による
『女の子の日だから殺す』という八つ当たりまがいな死の宣告に
売人はとめどなくパンツを濡らした。


心美「で、パパに報酬の件頼まれてるんだけど例の物は?」

ルンペリア「ほ…報酬につきましては雷門殿の言いつけ通りご用意させて頂いてます。
そ…それとこれをご覧下さい心美様。」


非正規雇用

ルンペリア「ひひひ…我が社で製造中の新製品『ヒロポン改二』
あの伝説のドラッグの復刻版でございます。
これさえキメれば1週間は無休でオナニー、セックス、殺し、カップラーメン…
あらゆる快楽を網羅できますぞ」

心美「ヒロポン改二…」

ルンペリア「ひゃひひ…今回の依頼を達成頂ければ成功報酬として
こちらを一本差し上げるお約束で持ってまいりました。
ひひ…どうです?私を殺すよりもこちらの報酬のほうがずっと価値があると思いませんか? 」


心美「…そうだね。お仕事優先だよね。さっきは八つ当たりしちゃってごめんなさい」

ルンペリア「ひゃひひゃっ…とんでもございません心美様。
しかし、長い付き合いですが相変わらず素直で可愛いですな心美様。
では私はこの辺で失礼させていただきます…何卒任務の方宜しくお願いします。ではでは」


心美「…わかった。行ってくるね」ニヤッ



「心美ちゃんvs巨人のちんこ」へつづく

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